タシケント
かつて玄奘が往路に通過した赭時国 タシケント。当時の面影は全く残っていない。 地下鉄が3路線もある中央アジア最大の大都市となっている。
大唐西域記には
赭時国(石国)
赭時国は周囲千余里で、西は葉河に臨んでいる。東西は狭く、南北が長い。産物・気候は□(竹かんむりに奴)赤建国(ヌージカンド)と同じである。城や邑は数十あるが、それぞれ主君を別にいただいている。[赭時国]全体の君主もなく、突厥に隷属している。これより東南のかた千余里で□(りっしんべんに市)捍(フェルガナ)に至る。
と記されている。(水谷真成訳 大唐西域記 平凡社から引用)
市電とその向こうにタシケント駅を望む。
ウズベキスタンの首都であり、中央アジア最大の都市である。地下鉄もある。
旧日本軍抑留者が強制労働で造ったナヴォイ・オペラ・バレエ劇場
ウズベキスタンの英雄ティムール像。
タシケントを訪問した目的は、このガンダーラ仏を拝観することです。
テルメズ近郊(南部のアフガニスタン国境付近)のファヨーズ・テペ遺跡出土の優しい包み込んでくれるようなお顔です。脇侍は迦葉と阿難と思われる。
発掘風景の写真
これも菩薩像の断片
為替レートはUS$1=1300スムで、ちょっと両替しただけで、大金を得たような感じ。
Google Mapで見ると
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タシケント駅