待ちに待った春がもうすぐです。
彼岸の習慣は浄土思想に由来し、阿弥陀さまや今は亡き大切な方々が居る極楽浄土を大河のこちらの岸(此岸)に対して向こう岸(彼岸)に例えているのです。
お経には、西に沈む夕日を見つめ、その彼方にある極楽浄土に想いを寄せる「日想観」という修業が説かれ、春分・秋分の日には、太陽が真西に沈むことから、西の彼方にある極楽浄土に想いを寄せるのにまさに最適の日になったわけです。
今年は、3月17日(月) 彼岸の入り
20日(木) 中日
23日(日) 彼岸明け
まず、お寺に着いたら
1)お墓の掃除
まず、お墓のお掃除から始めましょう。お寺の方で出来るだけ清掃をしておりますが、墓石はきれいに拭いた方がいいでしょう。
2)本堂へお参り
墓参の前に本堂へお参りください。いつも中まで入れますので、お線香をあげて、本尊さま阿弥陀仏にお手を合わせください。
3)お墓へお参り
それから、ご家族みんなでご先祖さまへのお墓参りとなります。ご先祖さまへの感謝の気持ちを込めてご供養いたしましょう。
