ご参拝
浄土宗 大信寺へようこそおいでくださいました。
このお寺は群馬県邑楽町にあり、初代住職から、約400年の歴史があります。 現住職(第31世)岡田真幸が法灯をお守りし、本尊 阿弥陀さまの下で念仏の功徳を広めています。
また、南北朝時代の剛勇で新田義貞の四天王の一人 篠塚伊賀守公の菩提所、邑楽七福神巡りの布袋尊のお寺でもあります。
本尊
本尊は阿弥陀如来座像。脇侍として観音・勢至菩薩立像。本尊は木造で江戸時代の作と思われます。10年ほど前に補修し、金箔を貼り直しました。
諸 堂
境内には、本堂、山門、薬師堂、開基堂、鐘楼、篠塚伊賀守御廟、庫裏等がある。昭和62年に再建された60坪の本堂には、阿弥陀如来座像、脇侍として観音・勢至菩薩立像、布袋尊を安置。法要を営む一段高くなった内陣と檀信徒が座る椅子席の外陣との区切りに鍛帳を設け、仏具を移動すると内陣がステージに早がわりする仕掛けであり、演劇やコンサートに利用される。
山門は昭和41年(1966)、館林市善導寺東門から移築した。薬師堂には、秘仏の薬師如来像を十二神将が守護している。平成7年(1995)建立の石造りの鐘楼には、タイマーと連動した撞木が600kgの梵鐘を突き、正確に時を告げる。
沿革
寺伝によると宝亀年中(770~781)日光の輪王寺を開いた勝道上人が光善寺林(当寺から東南700m)に草庵を結んで修業し、光善精舎と号してこの地方の仏教教化につとめたとあります。 その後、過去帳によると初代住職 白譽萬覚上人は1614年ころ就任し、現住職で31世となり、約400年の歴史があります。
郷土の豪傑 篠塚伊賀守重廣 菩提所
篠塚伊賀守重廣(しのづか いがのかみ しげひろ)は篠塚に生まれ、新田義貞の鎌倉攻めで勇名をとどろかすなど、新田四天王の筆頭に数えられる。その活躍ぶりは南北朝の動乱を描いた『太平記』に七回も登場する。 境内北にある御廟には宝篋印塔(ほうきょういんとう)が祀られ「大信寺殿智証大禅定門」、暦応三年(1340)五月六日と刻まれている。また、御廟内には、重廣が船で茨城県波崎に上陸し、そこに記念に置いた船の碇石の複製がある(実物は茨城県波崎に現存)。重廣の娘、伊賀局の歌碑も建てられている。
邑楽七福神 布袋尊
布袋尊は七福神の中で唯一実在した人物。中国の後梁時代の禅僧「布袋和尚(契此)」を神格化したとされ、天候や吉凶を予言する能力に優れていたという。本堂内に木像、境内に石像を安置。頭を撫でると頭脳明晰になると云われている。
所在地
霊松山 正定院 大信寺(れいしょうざん しょうじょういん だいしんじ)
住職 岡田真幸
〒370-0615 群馬県邑楽郡邑楽町篠塚3999-2
PHONE 0276-88-2062 FAX 0276-88-2381
【交通】東武伊勢崎線館林駅で小泉線乗換、篠塚駅下車徒歩3分