サーンチーの仏塔
サーンチーには、3基の大型のストゥーパ(仏舎利塔)と祠堂、僧院など紀元前3世紀から紀元12世紀までの遺跡が残されている。
そのうちで最も大型のストゥーパは直径36.3m、高さ16.5mと見上げるような大きさである。筆者が到着したのは早朝で、朝日に輝いていた。
その周囲には東西南北に建てられた塔門があり、樹下ヤクシー(女神)の像や仏教説話のレリーフなどが隙間なく施されている。それらは痛みも少なく終日眺めていても飽きない。
公式サイト
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【サンチー(Sanchi)への行き方】
筆者が訪問したのは2011年12月7日の早朝で少々寒さを感じた。前日の夜9時にアーグラ駅を夜行列車で出発し、ビディシャ(Vidisya)で午前4時に降りた。サンチーにも駅があるが、急行は止まらない。
ビディシャ駅前には、こんな朝早くてもオートリキシャがあり、値段交渉の末、サンチーまで30分で着いた。入り口にはチャイの屋台があり、美味しいチャイで冷えた体を温めた。
ここから、丘を登ってゆくと仏塔がある。途中に博物館があるが、定休日のため見学できず。