念仏とは

念仏とは仏を念ずることであり、その念には次の三つの意味があります。

第一には、およそ経典に出てくる念仏の多くは仏を憶念することを意味しています。とくに古い経典にでてくる三念、五念、十念などはこれに当たります。

第二には、仏の相好等を見ることで見仏、観仏、観念 といいます。

第三には仏の名を称(とな)えること。即ち称名(しょうみょう)で、浄土宗で念仏という場合は、この阿弥陀仏の名号(みょうごう)を口に称(とな)えることと、法然上人はその著『選択本願念仏集』にお示しになりました。

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